HACCP導入の取組み
HACCPを全事業者に義務化へ(厚生労働省)
厚生労働省は2016年12月14日、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の導入をすべての食品事業者に義務づける方針を決定した。
厚生労働省は、平成28年年12月14日に食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の導入をすべての食品事業者に義務づける方針を決定していましたが、食品衛生法等の一部を改正する法律(平成30年6月13日公布)で正式に制度化が決定しました。
改正(平成30年6月13日公布)の概要
1.広域的な食中毒事案への対策強化
2.HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の制度化
3.特別の注意を必要とする成分等を含む食品による健康被害情報の収集
4.国際整合的な食品用器具・容器包装の衛生規制の整備
5.営業許可制度の見直し、営業届出制度の創設
6.食品リコール情報の報告制度の創設
7.その他(輸入・輸出関係)
これを受け、当社では「備え有れば患い無し」その時になっても戸惑うことがないように、平成29年6月10日にHACCP導入に向けたチーム編成を行いました。
チームの編成に当たっては、社長を含めた各部門の責任者8名に加えて、食品衛生行政及び家畜保健衛生行政の経験者を助言者としてそれぞれ1名の方にも加わっていただきました。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目標に定め、「HACCPに基づく衛生管理」を確立するためには、5S活動による衛生管理の導入が必要不可欠であるとの考えのもと、5S活動方針「我が社は、5S活動を推進し、食品の安全を確保する」を宣言し、全従業員に周知徹底を図ったところです。
現在、各部門別に衛生管理の取組みが行えるように、併せて従業員の意見の把握・反映できるように各部門内にもグループ編成をしたところです。